令和6年度
学校評価〈自己評価〉

学校経営(成果と課題)

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1.生徒育成目標 【A】

建学の精神に基づいた教育の実践を柱に据えた「心の教育」を目標とした。校訓四綱領の具現化を目指し、日々の学校生活において、仏参や宗教の授業による学び、宗教だよりの発行、月々の法語の掲示などを通じて「心の教育」に取り組んだ。また、三大仏教行事やLHRを通して、生徒たちにお釈迦さまや親鸞聖人のみ教えを理解するように努めた。そのことにより、学校生活の随所において生徒たちの心の成長を感じることができた。

2.生徒募集活動目標【A】

令和7年度の募集においては、「学則定員の確保」を目標に精力的に募集活動を行った。結果として、中学校においては、受験者は微増したが入学者は、昨年度と同じであった。高等学校の推薦入試においては受験者数および入学者数とも増加した。一方、一般入試においては受験者も昨年度を大きく上回り、入学者数も100名以上の増加であった。受験生の学力レベルの向上は感じられたが、今後においては、さらに安定した人数を確保できるように、募集活動をより充実させていく必要性を強く感じた。

3.教育力の強化向上 【B】

ICT機器や協働的な活動を取り入れた授業の充実、総合的な探究の時間に向けた研修・研鑽を行うことができた。しかし、探究活動においてはさらなる研修の必要性も感じている。また、研究授業の実践や公開授業の展開など、さらに教育力の向上に励んでいきたい。

4.進路実績の向上 【A】

各学年に応じた進路指導を、生徒や保護者を対象に形式を変えて行った。個々の目標に応じた進路指導を丁寧に行い、進路の実現に向かって取り組んでいくことができた。今年度においては、95名の国公立大学合格者を輩出することができた。来年度は、さらに国公立大学、難関私立大学への進学実績を伸ばしていくとともに、生徒一人一人が納得した進路目標を実現できるようにしていくことが課題である。

5.クラブ(部)活動支援 【A】

今年度も、クラブ(部)活動支援を積極的に行った。生徒たちは、日々の活動に熱心に取り組み、全国大会において大いに活躍した。全国大会においては、ボクシング部、柔道部、女子弓道部、自転車競技部、女子水泳部がそれぞれ上位入賞を果たした。また、全国高等学校総合文化祭においては、新聞部が4年連続で最優秀賞獲得の快挙を果たした。中学校でも、全国大会において柔道部が出場を果たした。

6.将来計画の推進 【B】

男女共学となり、5年が経過した。個々がお互いに個性を認め合い、支え合っていける学園が形成しつつある。新たな課題に対応しながら、生徒一人ひとりが、伸長できる環境を整えていくことができた。年々多様化する生徒が増加されることが予想される中、今後の学園の在り方を展望しつつ、さらなる進化を目指して取り組んでいかなければならない。

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宗教教育部

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1.本学園の建学の精神とそれを具現化した四綱領について、宗教科と連携しながら学習機会の充実を図る 【A】

2.各学年および担任と連携しながら、授業の開始・終了時における瞑想の徹底や合掌を習慣づける 【A】

  • 仏参や仏教行事のLHRを通して、建学の精神とそれを具現化した四綱領について学ぶ機会を設け、学校生活の中で宗教的情操を育むことができた。授業前後の瞑想や仏参・仏教行事での合掌・礼拝を徹底した。

3.各部署と連携し、仏教行事が厳かに勤修できるよう適切に計画し、実施する 【A】

  • 花まつり、原爆忌、宗祖親鸞聖人降誕会および報恩講を計画通り実施することができた。引き続き各部署と連携して行っていきたい。

4.仏参や仏教行事を中心に、学校生活の中で宗教的情操を育むため、宗教科や各学年、担任などと連携しながら適切に指導を行う 【A】

  • 本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、仏参(歌唱)指導が十分にできなかったが、本年度は、年度当初のオリエンテーション期間中に仏参(歌唱)指導を実施することができた。

5.他部署と連携しながら、教職員研修会を年3回計画し、実施する 【A】

6.各学年団と連携し、適切な内容の人権教育LHRを計画し、実施する 【A】

  • 人権教育教職員研修会(2回)と宗教教育教職員研修会(1回)を実施することができた。次年度も継続して実施していきたい。また、各学年・学期に適切な人権教育LHRを実施することができた。

7.「報恩感謝」の具現化を目的に、地域社会への奉仕活動を計画し、実施する 【A】

  • 今年度は宗祖親鸞聖人降誕会および報恩講後の計2回、実施することができた。

8.献血推進活動を、適切に計画・実施する 【B】

  • 校内献血は夏・冬の2回実施することができた。献血の年齢基準もあることから、次年度は献血参加者が多く見込まれる時期の実施を検討する。

(教育相談)

  • 本年度から組織改革により教育相談部は、教育相談係として宗教教育部に入ることとなった。理由は人権にかかわる事案を扱う部署として宗教教育部と連携することが多く、組織として「いじめ」等の事象に取り組みやすためである。今後はより綿密な対応ができるようしたいと考えている。
  • カウンセラーへの相談件数が2学期は増加した。見守りが必要な生徒については継続して面談した。生徒の中には勉強や人間関係の悩みを抱えている者が意外に多いのではないかと感じる。教育相談の役割と必要に応じた適切な対応を今後もしっかりと行っていきたい。

1.教育相談体制を教職員に周知し、組織的な対応の徹底を図る 【A】

  • 高校はいじめ調査を3回、ストレスチェックを2回実施。中学校はいじめ調査を5回実施して状況把握に努めた。

2.スクールカウンセラーの相談日を設定し、相談者との信頼関係の構築・維持に努める 【A】

  • 毎週火曜日に会議を行い、各学年の情報を共有することができた。

3.いじめの状況を把握するため、いじめ調査を実施する。また、関係部署との連携を密にとり、情報共有に努め、場合によってはいじめ対策委員会を開催する 【A】

4.連絡会議・月例会議・学期末まとめ会議を開催し、不登校傾向の生徒などの情報を共有する 【B】

5.アセスメント会議を必要に応じて開催し、生徒個々の対応について検討する 【B】

  • 2学期に情報共有会議を開いたが、担任からの報告が少なく、係内でも積極的な対応を求める声や、運営の在り方を再検討する課題が上がった。

6.生徒共有会議を1・72学期末に開催し、担任及び授業担当者と情報共有を図り、次学期の教育活動に反映できるようにする 【B】

  • 生徒情報の共有をより迅速に行うことが望ましいと考え、次年度より実施時期を1・2学期の初めに設定するよう改善したい。

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教務部

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1.学習環境の整備と学習指導の充実 【B】

授業時間割の適切な運用をおこない、学習環境の整備と充実を図った。また、成績検証を各学期におこない、学習指導と評価の見直しを教員全体でおこなうことで、発展性のある連続的な学習指導と評価をおこなうことができた。加えて、春・夏・冬の長期休暇補習や各種講座(受験対策講座・学力補充講座・発展講座)の効果的な運用を検討し、可能な限り要望を生かしつつ、学習環境の充実を図った。今後も定期的に検証の機会を設け、学校全体で学習指導と評価の向上に努めたい。

2.学習指導要領の改訂に伴う新カリキュラムの適切な運用 【B】

学習指導要領の改訂に伴う新カリキュラムを適切に運用しつつ、新たな課題を集約・共有することで、より良い成績評価(観点別評価)のあり方を検証することができた。また、新課程完成年度ということもあり、3年間の成績評価のあり方を振り返るとともに旧課程との比較検証をおこなうことで実態に即した検証をおこなうことができた。次年度においては、新課程での大学入試や共通テストの動向を整理し、より良いカリキュラムとその運用を模索していきたい。

3.教務システムの運用の安定化と諸表簿の電子化 【A】

昨年度の反省を活かし、教務システム「SCHOOL AID」を用いた学籍・成績管理をおこなう上でのマニュアルを細かく作成・提示することで運用の安定化を図ることができた。また、電子印鑑を導入することにより、生徒指導要録等の作成・整理・保管において柔軟性のある対応が可能となった。

4.教務規定・内規の見直し・改定と運用 【B】

新課程完成年度を迎え、本校における成績評価(観点別評価)は一定の定着を図ることができた。次年度においては、これまでの課題や問題点を踏まえ、教務規定や内規の見直しおよび改定をおこなうとともに、規定や内規に則った適切かつ厳格な教務運営を更に徹底していきたい。

5.教務部の業務を可視化とシンプルな教務運営 【A】

教務5カ年計画に基づき、教務関連業務の整理と検証を昨年度に引き続きおこなうことで、ミスの少ない丁寧な作業と弾力的かつシンプルな教務運営を遂行することができた。

6.教務関連の諸連絡やデータ提供 【B】

種々の教務関連連絡(教員・生徒・保護者・外部)・各種データ・チャイム設定に間違いや遺漏がないよう確認作業を徹底し、丁寧かつ迅速な連絡・提供をおこなった。

7.校務支援の企画・立案と校務効率化の推進 【B】

生徒・保護者とのコミュニケーションツールとして「SCHOOL AID HOME」の導入を企画・立案し、次年度からの導入に向けて検証を重ね、スムーズな導入がおこなえるよう慎重に準備を進めた。「SCHOOL AID HOME」を導入することにより、一定の校務効率化を図ることが可能となるが、本校にフィットしたシステムに『育てていく』という視点を大切にし、課題や問題点を速やかに対応・解消していくことを常に心がけて運用をおこなっていきたい。

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進路指導部

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(中学校)特進コースで核となる人材の育成

1.生徒が確固たる職業観、勤労観をもち、最適な進路を実現させるための6年間を通したキャリア教育を策定し、充実した進路指導を行う 【A】

  • 全生徒対象のキャリアガイダンスを実施した。(11月20日)

2.
(1)基礎学力の定着を図り、難関国立大学にチャレンジする生徒を育成する 【A】
(2)中学から高校に繋がる目標を設定する

  • 教科指導力の向上を目的としてBenesseに講師依頼をして教員研修会を実施した。(6月28日、11月27日)
  • オリエンテーション期間中に進学に関する講演を実施した。(4月9日)

3.キャリアパスの数値向上を図りデータを蓄積する 【B】

  • 中学全生徒を対象に『進路資格調査』を実施した。(各学期に1回)

(高等学校)国公立大学合格者数の増加(※今年度は90名以上を目指す)

今年度の国公立大学合格者数は95名と目標をクリアした。

1.学年集会・個人面談等を活用し、最後まであきらめさせない指導を継続する 【A】

2.
(1)学習支援クラウドやデータベース等により生徒情報を共有し、担任・教科担当・クラブ活動顧問等があらゆる場面で生徒を励ます指導を行うとともに、学力伸長の契機を可視化し共有する 【B】
(2)各コース別のデータ分析と目標設定を行う
(3)各種講演会の充実を図る
(4)大学説明会への教員の参加を促す
(5)進路のしおりを全学年電子化し、更なる内容の充実を図る
(6)進路に関する情報を数多く提供する

  • 校内連絡システムを活用し、模試結果や研修会の案内などさまざまな進路情報を随時提供した。
  • 模試の結果と特進構想室の到達度確認票により国公立大学の合格者数の目標設定を行った。
  • 高1進路選択講演会(5月29日)
  • 校内大学説明会➡ 関西大学・関西学院大学(5月30日)
             同志社大学・立命館大学(6月6日)
             同志社女子大学・京都女子大学(6月13日)
             龍谷大学・福岡大学(6月20日)
  • 高1保護者対象進学説明会(6月5日)
  • 教員対象進路指導研修会(5月21日、11月27日、2025年3月6日)
  • 高2対象オンライン大学説明会(7月11日)
  • 高1・2保護者対象オンライン進路講演会(7月25日ー10月31日)
  • 高1対象龍谷大学進路講演会(9月7日)
  • 高2・3保護者対象龍谷大学キャリアガイダンス(10月24日)
  • 高1対象進学ガイダンス(11月6日)
  • 高2対象進学ガイダンス(2025年2月5日)
  • 高1進学対象3大学説明会(2025年2月19日)
  • 高1対象学部・学科説明会(2025年3月17日)
  • 高2対象特設進路LHR(2025年3月18日)
  • 定期的に案内し参加を促した結果、オンライン参加含め34大学にのべ44名の教員が大学説明会に参加した。
  • 昨年度より生徒にはPDF版で配信し、保護者には冊子にして配布した。
  • OSの案内やその他進路情報をClassiや校内連絡システムを通じて定期的に生徒や教員に配信した。

3.
(1)学校長を基軸に、教務部・特進構想室と連携を図り、特進直結型の実績に基づいたスタッフを選定し、持続可能な組織を構築する 【B】
(2)オンラインツールを活用し、個別指導の充実を図る
(3)オンラインツールを活用し、スタッフ不足を解消するため大規模授業を模索する

  • 昨年度特進構想室が設置され、定期的に月間レポートを作成された
  • 現在検討中

4.
(1)新規制度を模索する 【B】
(2)連携校推薦・指定校推薦の見直しを図る

  • 今年度より『校長賞』が設立され、英検準1級の取得者が15名と大幅に増加した。
  • 昨年度、3大学(同志大学社・明治大学・東京理科大学の理系)の指定校基準の見直しを図った。

5.海外留学の需要を見極めて対応する 【B】

  • 今年度、留学希望者が2名いたがおのおので進学先を決定した。今後、留学希望者数が増えるようであれば、海外の提携校を見つける必要がある。

6.女子大および医療系大の進路希望実現へ向けた対応力を強化する 【B】

  • 医療系大学の情報提供をおこなう機会を増やした。

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生活指導部

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[生活指導係]

自己指導能力の育成を目指す

1.自己存在感を与え 【B】
2.共感的な人間関係を育成する 【B】
3.自己決定の場を与える 【B】
4.安全・安心な風土の醸成 【A】

【具体的実践目標】

礼儀正しく、節度ある行動がとれる

(1)時間を守る 【B】

①登下校の時間を厳守させる。登校は8時25分、下校は19時30分までに校門を通過する。

  • 登校時の遅刻には、保護者と担任の連携を密にし、改善が図れるよう協力を得る。
  • 下校時間の厳守のため、顧問に下校を確認するよう協力を得る。
  • 放課後の教室の確認を、担任・教室の担当者にお願いし、下校時間を守らせる。

②ベル着の徹底を図る。

  • 教員は最低でも授業開始3分前には教室に入り、クラスの状況把握を行う。その様子を担任に伝え連携を図る。

(2)あいさつの励行 【A】

①お互いが目(顔)を見てあいさつをする。

  • 教員自らが、生徒の顔を見てあいさつを行う。
  • あいさつができることは国際社会で活躍する第一歩であることを認識する。

②授業前後のあいさつを丁寧に行う。

  • 『瞑想、礼(あいさつ)』ができないクラスではやり直しをさせて、落ち着いて授業には入れるようにする。

(3)校則やマナーを守る 【B】

①制服の着こなしや、頭髪などの指導を丁寧に行う。

  • 生活指導係だけでなく、全教員で指導に当たり、指導後は生活指導係に報告をお願いする。
  • 指導の困難な生徒については、担任・学年主任・生活指導係と連携し指導方針を協議する。

②公共の場(教室や食堂など)の使用において、掃除や利用マナーを守らせる。

  • 使用状況の把握を行い、状況に応じて担任・担当者・顧問等を通じて指導を行う。

③集団活動・集団生活の場を設定し、生徒自らが考え動くことができる場を増やす。

  • 多様な人間関係を経験させる。
  • 自発的・自治的活動の場を増やす。
  • 行動の責任について考えさせる。
  • 他者を意識しながら、目標の達成を考えさせる。

(4)貴重品の管理の徹底 【C】

①タブレットや、携帯電話、財布などの金品の管理を徹底させる。
②荷物をロッカーにきちんと入れて施錠させる。大金や貴重品をもって登校した場合は担任やクラブ顧問等に預ける。
③自分の持ち物の管理、大切に使っていくことを推進する。

(5)交通安全指導の徹底 【C】

①中高1年生の安全教室を行う。

  • 区役所、警察・ヴィクトワールと連携する。

②道路等の通行のしかたを、登校指導や授業、HRを通じ啓発活動を行う。

  • 登校指導の回数を前年度より増やす。
  • プリントやリーフレットを配布し、生徒に安全について考えさせる。

(6)携帯電話の不正利用や、SNSの利用についてのマナーの指導 【B】

  • 全学年において特設授業を行う。

(7)生徒、保護者、担任、学年主任、生活指導部、管理職との連携を密にする 【B】

【具体的実践目標について】

(1) 登校は時間ギリギリの到着を想定している生徒が多く、信号タイミング1つで遅刻になったり、毎回遅延証明を出している生徒が固定化されている。時間の大切さをしっかり発信していく必要がある。
(2) あいさつは、心がけて頂いている先生方も多く、4月に比べて元気よくあいさつできる生徒が増えた。又地域や学園を訪問された方々からお褒めの言葉をいただけるようになってきた。
(3) 全体で集まる機会も増え、一斉に話ができるようになった。後半になるにつれ、意識も変わってきた生徒が増えた。守れない生徒は固定化している。
(4) 貴重品の紛失がある時期に多発したこともあった。盗難と思われるが、結局解決にはいたらなかった。貴重品の管理がいい加減であることと、ロッカーの施錠の徹底を担任はじめ教職員の意識を高めたい。
(5) 特に生徒の自転車事故が多発した。急遽7月に全校生徒を対象に交通安全教室を実施し、意識の改革を図った。
(6) SNSリテラシー教室を全学年で実施した。特に保護者の意識に低さが見られることは残念である。ルールが守れていない生徒の保護者は、『使い方はこどもに任せています』と発言される方が多い。
(7) 学年主任に生活指導部会議に加わっていただくことにた。それにより、前年度に比べて情報の共有が楽になった。

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教育研究部

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(中学)

1.中学生にとって利用しやすい図書室運営をおこなう 【B】

  • 中学生用の図書だより・新着図書情報を配信した。また、中学校総務委員会の活動として、書籍紹介のポップを作成する活動を始めた。iPadの利用開始によるかもしれないが、ここ数年中学生の利用が伸びていない。

2.教員研修等に関する情報を発信し、学校が直面する諸課題の解決と教育力向上に役立てる 【B】

  • 授業研究から学校経営に至る幅広い研修への参加により、課題解決のための示唆を得た。

3.生徒向けの研修・講演等に関する情報を発信し、生徒の主体性や探究心の涵養に資する 【B】

  • 多様な研修・講演情報を発信することで、教科以外の学習活動への関心の向上にも役立てた。

4.探究の時間において、生徒が自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるような年間計画を立てる 【B】

  • 年度のはじめに年間計画を立て、探究のプロセスが学べるようなカリキュラムを編成した。

5.探究の時間において、他者と協働して課題を解決しようとする学習活動や、言語により分析し、まとめたり表現したりするなどの学習活動が行えるようにする 【B】

  • 3年生の台湾研修を見据え、1年生から計画的に探究の学習活動を行うことができた。

6.⽣徒⽤iPadにインストールされているアプリを⼀覧を提示し、使用実態・満足度調査を行い、継続・解約を検討する 【B】

  • Classiに関しては検討することができたが、他のアプリについての実施、検討ができなかった。

7.MetaMoJi ClassRoomについての勉強会を⾏い、活⽤を推進する 【A】

  • ICT通信という形でMetaMoJi ClassRoomだけでなく、様々なアプローチで活用推進につなげた。

8.生成AIを実際に登録・使用してみて、活用について検討する 【B】

  • ChatGPTの登録を行い、活用に関して検討を進めた。また、ガイドラインの作成を行った。

(高校)

1.小説以外の蔵書と高校生を近づける図書室運営をおこなう 【B】

  • 高校1,2年生用、高校3年生の図書だより・新着図書情報を配信した。また、探究の調べものを促進するため、理科系、社会学系の書籍なども多く購入した。が、iPadの利用開始もあってか、利用者の伸びにはつながらなかった。書籍・雑誌とiPadの両輪での使用を推進していく。

2.教員研修等に関する情報を発信し、学校が直面する諸課題の解決と教育力向上に役立てる 【B】

  • 授業研究から学校経営に至る幅広い研修への参加により、課題解決のための示唆を得た。

3.生徒向けの研修・講演等に関する情報を発信し、生徒の主体性や探究心の涵養に資する 【B】

  • 多様な研修・講演情報を発信することで、教科以外の学習活動への関心の向上にも役立てた。

4.探究の時間において、生徒が自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるような年間計画を立てる 【B】

  • 年度のはじめに年間計画を立て、探究のプロセスが学べるようなカリキュラムを編成した。

5.探究の時間において、他者と協働して課題を解決しようとする学習活動や、言語により分析し、まとめたり表現したりするなどの学習活動が行えるようにする 【B】

  • 1年生ではHR単位で探究活動の基本的を学び、2年生がグループ単位で探究活動コンテストを実施し、3年生では個人でミニポスター発表会を行い、探究のプロセスを学ぶ学習活動が実施できた。

6.⽣徒⽤iPadにインストールされているアプリ⼀覧を提示し、使用実態・満足度調査を行い、継続・解約を検討する 【B】

  • Classiに関しては検討することができたが、他のアプリについての実施、検討ができなかった。

7.MetaMoJi ClassRoomについての勉強会を⾏い、活⽤を推進する 【A】

  • ICT通信という形でMetaMoJi ClassRoomだけでなく、様々なアプローチで活用推進につなげた。

8.生成AIを実際に登録・使用してみて、活用について検討する 【B】

  • ChatGPTの登録を行い、活用に関して検討を進めた。また、ガイドラインの作成を行った。

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総務部

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1.各式典の運営を円滑にすすめるため、分掌や学年との連携を深める 【B】

  • 各行事において、管理職や各部署、各学年団などで共有し、スムーズに協力できるような体制を今まで以上に構築していく必要がある。

2.地域・保護者との連携を図り、安全・安心な開かれた学園作りに取り組む 【B】

  • 学級懇談会やOH、OSなど、気持ちよく来客者を迎えられるような準備や案内などを今後も大切にしていきたい。
  • 近隣の商業施設にご迷惑をおかけしないためにも、各行事において立て看板の設置のご協力をいただいた。

3.生徒・教職員が一体となり、校内外の美化活動に努め、過ごしやすい環境作りを目指す 【B】

  • 外部の清掃業者に入っていただき、感謝をしている。それに甘えないように生徒、教職員もより一層の美化活動に取り組んでいきたい。
  • 行事の前などには、生徒会と連携しながら、校内美化に努めることができた。生徒への指導もだが、教員の共有や美化意識を高めたい。

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企画広報部

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1.本校主催の説明会を適正に実施する 【A】

  • 中学校においては、7月の第1回オープンスクールでは体験授業、生徒発表などを通して、本校の魅力をアピールできた。10月の第2回オープンスクールは他校との日程の関係もあり例年より少ない110組の来校に留まったが、一方で、11月に実施した放課後説明会は例年以上の参加となり全体としては、充分な説明を行うことができたいのではないかと思われる。2月の第3回オープンスクールは200組の参加者でにぎわった。
  • 高校においては、6月の第1回OPEN HIGHでは1500名近い来場者があり、好評であった。8月1日・2日に行った学校見学会は、例年とは異なり4月より開催を告知していたため、すぐに各回400名の定員を埋めることとなった。また、10月の第1回OPEN HIGHでも、1200名を超える来場者があり、本校に興味を持っている多くの中学生にアピールできた。
  • 本年は本校主催の説明会で小学生・中学生に多くアピールすることができた。一方で、放課後説明会や学校見学会を事前に様々な会を告知していたため、主となる会以外を最初から希望する方も多くなり、どのように告知をしていくかは課題として残った。

2.外部主催の説明会へ積極的に参加する 【A】

  • 本年は、外部主催の説明会の開催が増加し、様々な場面で本校をアピールすることができた。
  • 中学校においては、9月22日に行われた中高一貫校進学フェアを中心に、多くの小学生・保護者に本校の説明をすることができた。また、各塾でも個別の説明会を実施し、様々な形でアピールをすることができた。
  • 高校においても、例年訪問している塾以外での説明会に参加する機会もあり、今までにはない形で本校に興味を持っている中学生へアプロ―チすることができたと思われる。
  • 私学フェスタについては、例年に比べると若干参加数が減少したが、本校のブースでは例年以上の数の資料をお配りすることができた。

3.パンフレット、チラシなどの配布物を作成し、広報活動に活用していく 【A】

  • パンフレットはスマートな装いを目指して作成した。希望に近いものができた一方で、中学については、少しポップで児童に目を引かせるような要素があった方が良かったのではないかと言う反省もあった。チラシ作成は例年同様に工夫を凝らしたものができ、評判も良かったのでこれからも継続していきたい。

4.塾との連携を取り、情報共有を図る 【B】

  • 定期的に塾を訪問し、情報共有を図った。例年に比べると部長が変更したこともあり、少し情報収集が足りない部分もあったため、今後はより充実した連携を取っていきたい。

5.HP・SNSを積極的に活用した広報活動を展開する 【B】

  • 積極的にトピックスの更新を行い、更新頻度が多くなるように心がけた。内容としても、比較的高評価であったと思われる。また、進路指導部と協力し入試結果などもわかりやすくなるように作り直した部分もあったが、まだ分かりにくい箇所もあるので、分かりやすいサイトの作成を各部と協力していきたい。
  • LINEアカウントで、説明会情報、出願日の確認、行事などを配信したが、入試情報の発信が主となるため、他のSNSなども使用をしていくことも検討しても良いかと思われる。
  • 第1回・第3回オープンスクールにおいて、WEB広告を実施し、体験授業について、例年とは異なる申し込み状況になった部分もあり、今までとは異なるアプローチができたのではないかと思われる。

6.研修会へ積極的に参加し、広報活動に役立てる 【B】

  • 6月に私学マネジメント協会の研修に広報部員2名が参加した。オンラインでの研修などもおこなったが、全体的には少なかったため、今後はより積極的に参加したい。

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高等学校

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1学年

1.進路決定に向けて取り組む 【A】

  • 情報収集をしっかり行い、進路について考える。
  • 進路実現のための確かな学力を身に着ける。

高校のカリキュラムや文理選択、学部紹介など各担任としっかり話し合いながら取り組むことができた。今年度については、進学コースでも模試後の担任の取り組みに統一資料を使うことによって学校の取り組みとしての動きができたことが良かったと思う。また、文理選択など学級懇談会や3者面談前には、必ず学年会を開き打ち合わせを行うことができ、コースごとの統一感のある指導ができたと思う。担任も問題を一人で抱えることなく学年で相談をしながら取り組んでいけた。

2.他者を認め、思いやりのある心を育む 【A】

  • いじめを生まない、許さない人間関係の構築。
  • 他者の立場に立ってものを考える。

いじめアンケートや普段の様子から担任からの声掛けに心がけ、教育相談部・生徒指導部と連携しながら取り組んできた。休みが多い生徒には、早い段階から家庭連絡をし、保護者と話をしながら進めてきた。今年度は生活指導上の問題も少なく大きな問題を起こすことなく1年間過ごすことができた。高校生はSNS上でのトラブルも多いと思うので、スマホ危険性について生徒たちにもっと理解してもらうよう働きかける必要がまだまだあると感じている。面談の中から問題を発見し関わりあうような取り組みしていくべきだと感じた。

2学年

1.自分を律しつつ、しなやかな心で行動することを心がける 【A】
2.進路実現に向けて、優先順位を明確に、一日一日を充実させていく 【A】

第2学年は修学旅行が大きな行事となるが、大きな事故もなく終えることができました。しかしいくつか課題も見つかり、次学年以降、少しでも解決できるようにしていただきたいと思います。
学年団としては先生方のご協力の下、無事に一年を終えることができました。来年度も先生方とともに生徒たちの進路実現を目指したいと思います。

3学年

【目 標】

1.進路決定に向けて全力を尽くす 【B】

  • 明確な進路目標を立てる
  • 日々の授業を大切する
  • 模擬試験を有効活用する
●各担任の先生からの感想(抜粋)
  • 早朝から放課後まで、クラスの多くの生徒が勉学に明け暮れた。共通テスト終了後はさらにその人数が増えたように思う。内職をしていた生徒もいたであろうが、概ね授業にも熱心に参加していたようだ。模試は1~2人を除いてまじめに受験しフルに活用していた。
  • 生徒ひとりひとりが志望大学を決め、それに向けて日々努力をしていた。
  • それぞれが進路について真剣に考え、概ね、希望の進路先に合格することができています。
  • 明確な進路目標の設定は第3学年として非常に重要な取り組みの一つだと思います。自分の進路目標が第2学年あるいはそれ以前から決まっている生徒もいれば決断しきれず受験期を迎えてしまう生徒もいます。進路目標を設定するうえで、自分の本当にしたいことや学びたいことを高校生活で少なからず見つけるために、勉強や部活動以外にもボランティアなどの様々な経験をしてほしいと思います。
  • 30人クラスの内、目標は全員が定めることができた。しかし、日々の授業との結び付まではできなかった者も見受けられたので、この評価です。第一志望には26人という確かな実績を残すことができたように感じており、子どもたちが努力した成果だと捉えています。
  • 多くの生徒が指定校推薦を利用し、第一志望の進路に合格することができたが、進路が明確でなく、様々な大学を受験して迷走しているような生徒もいた。自身に受験についての知識がないことと、生徒と深く話し合いができていなかったことが原因だと考える。
  • 進路目標を早い段階で立て、多くの模試をこなし、頑張っていたと思います。結果が奮わなかった者もいますが、一様に「頑張ってよかった。やり切った」と言っていました。
  • 理系クラスにおいて、最低限「広島工業大学」を目標に掲げ進路指導をしてきた中で、概ね実現できた。地元志向がますます顕著になる一方で、県外挑戦者には、自分の可能性を追求していって欲しい。授業は相変わらずないがしろ傾向の者がいた。また、結果はともかく、公立大志望の生徒は積極的に模試に挑めた。
  • 夏休み前から進路を決定し、夏休み中に必要な取り組みを行えたため、十分に準備が行えた。
  • まだ国公立の結果が出ていないので何とも言えないが、出願段階ではしっかり目標を立てて、望む進路に挑戦できた生徒が多かった。授業も受験対策を含め、まじめに取り組んでいた。

2.最高学年としての自覚を持った学校生活を送る 【B】

  • 自律と自立
  • 自分の行動に責任を持つ
●各担任の先生からの感想(抜粋)
  • 入試の申し込みなど責任を伴った行動を通じて責任感を培った。
  • 最高学年として自覚をもっている生徒が多いことに驚きました。特に勉強だけでは見てとれない人間性の部分において生徒の成長が感じられました。各々が自分の能力を自覚し、他者の助けに応えるという点で、協調性が身についていると感じました。また、自分の目標を課題に向き合い真摯に取り組む姿は誇らしいものでした。
  • 自分の成績・行動についてよく考えている生徒が多かった。
  • 3学年になってからはそれぞれクラブでも役割を担うことも多く、成長した姿も見られたのは良かった。全体としては落ち着きが昨年度よりもあったと思うことが多かった。
  • 大きな問題こそ起きなかったものの、受験生・最高学年として落ち着きのある行動ができていたかというと疑問が残る。
  • 受験を経て、出願など自分の将来に向けて行うことで、自立できるようになっていったように思う。
  • 最高学年だからといった特別なものは無かったが、去年までと同様に責任をもって行動できた。

3.他者を認め、思いやる心を育む 【B】

  • いじめを生まない、許さない人間関係
  • 他者の立場に立ってものを考える
●各担任の先生からの感想(抜粋)
  • 基本的にいじめらしいいじめはなかったと考えているが、何気ない言葉に敏感に反応する生徒から相談を受けることもあり、全体に注意を促したことが数回あった。
  • 生徒どうしのトラブルがなかった。
  • いじめを行うような生徒はいませんでした。落ち込んでいた生徒を励ましたり、大人しい生徒に声をかけたりなど、彼ら、彼女らなりに、周りに気遣いを示しながら行動していたと思います。
  • 他者の立場に立ってものごとを考えようと心がけていてもいざ実際に行動に起こそうとすると難しいものです。行動に起こすことができなくても、相手を思いやる気持ちを常に持ち続け、良い集団生活と雰囲気を作り上げる意識を大切にしていってほしいと思います。また、他者の良いところを認めると同時に自分の良さについても認めてあげることが重要だと思います。
  • 卒業式で全員がクラスに向けて感謝を伝えることができていたので、良かったです。各行事にも一生懸命に取り組むことができており、人間関係もとても強く作られていたと実感できました。卒業後も残りそうなつながりになったのではないかと思います。
  • お互いを思いやれるクラスであった。クラスマッチや文化祭等の行事において、他者を尊重し、共に取り組む姿勢がみられた。
  • 担任が指示する時はよく聞くが、同じ生徒が指示する時は聞いたり聞かなかったりという生徒がいたので、しっかり自覚させておくべきだった。
  • いじめに類する問題はまったく無かった。

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中学校

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1.日々の生活リズムと学習習慣を身につける【健康】 【B】
2.協働してものごとに当たる【誠実】 【A】
3.自分の将来を意識して行動する【精進】 【B】
4.生かされている命を大切にする【感謝】 【A】

あらゆる局面において、礼儀正しさと誠実さを根底とすること、また定期考査週間には、各自の計画表に沿って勉強を進めていくことの重要性を意識させた。
勉学のみならず、クラブ活動にも各自専心できたように思う。また、行事も滞りなく実施できた。生徒会を中心に生徒たちが主体となって運営することに重点を置き、教員はなるべくサポート側に徹するよう努めた。概ね成功したように感じられた。
今後も生徒たちが活き活きと学校生活を送っていけるよう、全力で見守りたい。

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令和5年度
学校の重点教育目標

学校経営

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1.学習指導

[高等学校]

目標

「質の高い授業」の創造と「教科マネジメント」の充実を図る。

方策

  1. 生徒間の対話を通して考えさせ、表現させる授業を展開させる。
  2. 集団で学び、新たな気づきや発見のある授業を通して、自ら学びに向かい合い深く掘り下げることのできる生徒を育てる。
  3. 生徒の成績推移や実態を把握し、それを踏まえた日常の補習や長期休暇中の補習を実施する。
  4. 教務部の適切な進行管理のもとに、生徒と教員とでより良い授業づくりを目指す。
  5. 教務部と3学年・教科主任会議・進路指導部が連携して、3学年特別時間割の講座設定について共通理解を図り、組織的・意図的に実施する。
  6. 5~6教科7科目型の大学入学共通テスト及び7教科6科目型の国公立二次試験に対応できる教育課程を継続実施する。
  7. 「課題・補習・面談」を通して基本的な学力の維持・向上を図る。

[中学校]

  1. 生徒個々の学力を最大限に伸ばすため、オンライン授業を含め、規律ある学習環境を整備する。学習習慣の定着を図り、その状況についての定期的な検証を実施するとともに、校内研修の充実を図り、質の高い授業を維持する。生徒の思考力・判断力・表現力を向上させる学習に取り組み、総合的な学習を充実させ、探究学習に繋げる。生徒の英語力の一層の向上を図るとともにSTEAM教育に先進的に取り組む。
  2. 情報処理能力を高めるとともに、情報を適切に活用する能力の育成を目指し、Classiを活用し、学習指導及び校務へのICT機器の積極的活用を図る。
  3. 総合的な学習の時間(探究活動)を中心とした新教育課程におけるカリキュラム・マネジメントとしてまとめていく。
  4. 3観点に基づくルーブリック評価について教科主任会議を中心に検討を進め、概要を固める。

2.生活指導

[高等学校]

目標

「生徒に寄り添い、生徒と向き合う指導」から、自立した生徒を育成する。

方策

  1. 進学校としてけじめ・メリハリのある授業規律・生活規律を確立するため、全教職員で生活指導にあたる。
  2. 仏参・集会やホームルームを通して、望ましい学校生活について生徒に考えさせる指導をするとともに、家庭及びPTAとの連携を図る。
  3. スクールカウンセラーを活用し、生徒の心のケアなど教育相談機能の充実を図る。
  4. 年間を通して、生活指導部、教育相談部、各学年と企画委員会とが連携したタイムリーかつ確実な環境整備を行う。(来校者の視点での環境整備)

[中学校]

  1. 安全で規律のある学校生活を生徒が主体的に保持しようとする意識、態度を身につけることを目指す。全教職員で共通した生活指導への意識を持ち、いじめや暴力の根絶を目指し、組織的できめ細かい指導ができるよう指導方法を工夫する。また、生命尊重の教育を一層推進し、生徒の生命にかかわる事故を未然に防止する。中高一貫校の特徴を生かした特別活動を工夫することでリーダーを育成し、豊かな人間性を伸長させる。
  2. 生徒の基礎体力の向上を図るとともに、スクールカウンセラーとの面談等を通して心と体の健康づくりを組織的・計画的に推進する。また、特別支援教育の推進及び食育の充実に努める。

3.進路指導

[高等学校]

目標

現実的探索・試行と社会的移行準備の時期と位置付けの基、『現役での進路実現』を目指す。

方策

  1. 学年集会・個人面談等を活用し、最後まであきらめない指導を継続する。
  2. 学習支援クラウドやデータベース等により生徒情報を共有し、担任・教科担当・クラブ顧問等があらゆる場面で生徒を励ます指導を行うとともに、学力伸長の契機を可視化・共有する。
  3. 進路指導部と教科や学年が連携し、生徒の第一志望合格実現へ向けた進学指導対策を立て、現役合格を達成する。

[中学校]

目標

現実的探索と暫定的選択の時期と位置付け、次の2点に関して推進を図る。

方策

  1. 生徒が確固たる職業観・勤労観を持ち、最適な進路を実現させるための6年間を通したキャリア教育を策定し、充実した進路指導を行う。様々なオンラインツールを活用し、個別指導の充実を図る。難関国立大学にチャレンジする生徒を支援する。
  2. 深い学びに繋がる探究活動の精査、見直しをする。1学期過程から3学期過程に繋がる計画書の策定。

4.特別活動

[高等学校・中学校]

目標

「文武両道」を奨励し、生徒の帰属意識を高める。

方策

  1. クラブ活動参加を奨励する。
  2. 崇徳学園の生徒として教職員全員が応援できるクラブ活動を目指す。
  3. 崇徳祭・クラスマッチ・バレーボール大会等を通して、全校生徒の成就感や達成感を高める。
  4. 生徒会活動・各委員会活動を支援し、生徒自身の自主的・自律的な活動を充実させる。
  5. 浄土真宗の精神に基づく教育を展開し、宗門関係学校で構成される龍谷総合学園の「仏教×SDGs」をキーワードに、プロジェクトを推進していく。

5.募集・広報活動

[高等学校・中学校]

目標

「本校を第一志望とする生徒」の入学。

方策

  1. 学校見学会・説明会・授業公開を通して、本校を理解した生徒・保護者に選んでいただく。
  2. 生徒の活躍(学習面・学校行事・クラブ活動等)をタイムリーに学校ウェブサイトへ掲載する。
  3. 各分掌が所轄するウェブサイトの内容をより自主的に更新・情報発信していく。
  4. 中・小学生とその保護者を対象とした学校説明会をより一層充実させる。

6.学校経営・組織体制

[高等学校・中学校]

目標

「迅速な情報共有と知恵の結集で改善を」

方策

  1. 企画委員会と各分掌部会議との双方向性を維持する。
  2. ICT機器や校内ファイルサーバを有効活用して、迅速・確実な情報共有を行う。
  3. 「Google Workspace」を導入し、オンライン活用型学習の工夫に取り組む。
  4. 「学校経営計画」に基づき、各分掌が組織目標の設定・中間総括・年度末総括を実施する。
  5. 校長が、月80時間以上の超過勤務を行った教職員への声掛けを継続する。

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教務部

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  1. 効果的かつ柔軟なクラス編成および授業編成を行うとともに、授業時間割の適切な運用を行うことで、生徒の学習環境の整備と学習指導の充実を図る。
  2. 教務部の業務を可視化し、整理と検証を重ねることで、ミスのない丁寧な作業と弾力的かつシンプルな教務運営を行う。
  3. 学習指導要領の改訂に伴う新カリキュラムを適切に運用しつつ、新たな課題を集約・共有することで、次年度以降の運用を再検証する。
  4. 観点別評価導入に伴う成績評価の在り方について、教育研究部・教科主任と連携してその問題点と解決策を研究・検討し、本校にフィットした「指導と評価の一体化」を模索する。
  5. 教務規定の見直し・改定を行うとともに、規定や内規に則った適切かつ厳格な教務運営を周知徹底する。
  6. 新教務システムの本格運用に伴い、データ管理を正確かつ丁寧に行い、成績処理についての新たなマニュアルを作成・提示することで、運用の安定化を目指す。
  7. 教務関連の諸連絡(教員・生徒・保護者・外部)・各種データの提供・授業時間管理を間違いや遺漏がないように行う。
  8. 長期休暇補習・各種講座(受験対策講座・学力補充講座・発展講座等)の効果的な運用を検討し、学習環境の充実を図る。
  9. 文章作成力を向上させる取り組みをより有効に行えるよう検討・立案する。
  10. 各種書類の電子化を行い、情報の共有・活用がしやすい環境を整える。

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進路指導部

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中学校

目標 特進コースで核となる人材の育成

1.生徒が確固たる職業観、勤労観を持ち、最適な進路を実現させるための6年間を通したキャリア教育を策定し、充実した進路指導を行う

2.

  1. 難関国立大学にチャレンジする生徒を育成する。
  2. 中学から高校に繋がる目標を設定する。

3.キャリアパスの数値向上を図りデータを蓄積する

高等学校

目標 国公立大学合格者数の増加(※今年度は120名以上を目指す)

1.学年集会・個人面談等を活用し、最後まであきらめさせない指導を継続する

2.

  1. 学習支援クラウドやデータベース等により生徒情報を共有し、担任・教科担当・クラブ顧問等があらゆる場面で生徒を励ます指導を行うとともに、学力伸長の契機を可視化し共有する。
  2. 各コース別のデータ分析と目標設定を行う。
  3. 各種講演会の充実を図る。
  4. OS・難関大学見学会等を見直す。
  5. 進路のしおり・手引き等を全学年電子化する。

3.

  1. 学校長を基軸に、教務部・特進構想室と連携を図り、特進直結型の実績に基づいたスタッフを選定し、持続可能な組織を構築する。
  2. オンラインツールを活用し、個別指導の充実を図る。
  3. オンラインツールを活用し、スタッフ不足を解消するため大規模授業を模索する。

4.

  1. 新規制度を模索する。
    (ex1)特進コースの私大組(特に私文)の高得点者
    (ex2)指定校・連携校組の高得点者
    (ex3)上位検定資格受験者
  2. 連携校推薦・指定校推薦の見直しを図る。

5.海外留学の需要を見極めて対応する

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生活指導部

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生活指導

自己指導能力の育成を目指す

1.自己存在感を与える。
2.共感的な人間関係を育成する。
3.自己決定の場を与える。

具体的実践目標 礼儀正しく、節度ある行動がとれる

1.あいさつの励行

  1. お互いが目(顔)を見てあいさつをする。
  2. 授業前後のあいさつを丁寧に行う。

2.時間を守る

  1. 登下校の時間を厳守させる。登校は8時25分、下校は19時30分までに校門を通過する。
  2. ベル着の徹底を図る。

3.規範意識を高める

  1. 制服の着こなしや、頭髪などの指導を丁寧に行う。
  2. 公共の場(教室や食堂など)の使用において、掃除や利用マナーを守らせる。
  3. 集団活動・集団生活の場を設定し、生徒自らが考え動くことができる場を増やす。

4.貴重品管理の徹底

  1. タブレットや、携帯電話、財布などの金品の管理を徹底させる。
  2. 荷物をロッカーにきちんと入れて施錠させる。大金や貴重品を持って登校した場合は担任やクラブ顧問等に預ける。
  3. 自分の持ち物の管理、大切に使っていくことを推進する。

5.交通安全指導の徹底

  1. 中高1年生の安全教室を行う。
  2. 道路等の通行のしかたを、登校指導や授業、HRを通じ啓発活動を行う。

6.携帯電話の不正利用や、SNSの利用についてのマナーの指導

全学年において特設授業を行う。

7.生徒、保護者、担任、学年主任、生活指導部、管理職との連携を密にする

 

生徒会

自主的精神の涵養

1.生徒会行事の計画・運営を執行部に主体的に取り組ませる。
2.日常生活における生徒の要望や意見をまとめる。
3.専門委員会を包括した活動を展開する。現在の専門委員会は年数回しかないため、専門委員会を活用した運動や仕事を計画し、運営させる。

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宗教教育部

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  1. 宗教科と連携し、本学園の建学の精神とそれを具現化した四綱領について学ぶ機会を設ける。
  2. 各学年および担任と連携しながら瞑想の徹底を図らせる。
  3. 各部署と連携し、仏教行事が厳かに勤修できるよう適切に計画・実施する。
  4. 仏参や仏教行事を中心に、学校生活の中で宗教的情操を育むため、宗教科や各学年、担任などと連携しながら適切に指導を行う。
  5. 他部署と連携しながら、生徒にとって必要である教職員研修会(宗教教育・人権教育)を年3回計画・実施する。
  6. 人権教育LHRは、学年団と連携し、適切な内容を計画・実施する。
  7. 「報恩感謝」の具現化を目的に、地域社会への奉仕活動を計画・実施する。
  8. 校門での一礼の定着を図る。

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教育相談部

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生徒の健康・安全面への対応や、生徒の抱える不安や悩みにカウンセリングを通じて連携をとりながら適切に対応し、良好な学校生活の維持に努める。

1.教育相談室

  1. 教育相談体制を教職員に周知し、組織的な対応の徹底を図る。
  2. スクールカウンセラーの相談日を設定し、相談者との信頼関係の構築・維持に努める。
  3. いじめの状況を把握するため、いじめ調査を実施する。また、関係分掌との連携を密にとり、情報共有に努め、場合によってはいじめ対策委員会を開催する。
  4. 連絡会議・月例会議・(学期末)まとめ会議を開催し、不登校傾向の生徒などの情報を共有する。
  5. アセスメント会議を必要に応じて開催し、生徒個々の対応について検討する。
  6. 生徒情報共有会議を1・2学期末に開催し、担任および授業担当者と情報共有を図り、次学期の教育活動に反映できるようにする。

2.保健室

  1. 保健室の利用についてのルール、マナーを確立し、適切に対応する。
  2. 学校保健計画を立案し、実施する。
  3. 学校安全計画を立案し、実施する。
  4. 定期健康診断を計画し、実施する
  5. 災害発生時の対応マニュアルを作成する。
  6. 朝の健康観察を実施する。(Classiの利用)

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教育研究部

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生徒の健康・安全面への対応や、生徒の抱える不安や悩みにカウンセリングを通じて連携をとりながら適切に対応し、良好な学校生活の維持に努める。

  1. 教員研修等に関する情報を発信する。
  2. 生徒向けの研修・講演等に関する情報を発信する。
  3. MetaMoJi ClassRoomについての勉強会を行い、活用を推進する。
  4. 生徒用iPadにインストールされているアプリを一覧にし、教員に周知する。
  5. 教務と協力して採点ナビの勉強会を行う。
  6. 生徒用端末の契約(使用端末含む)について再検討を行う。
  7. さまざまな書物を繙くことにより、ネット上の「情報」を鵜呑みにしない思考力を養う。
  8. 多様なものの見方考え方を養うため、同一テーマの異なる傾向の書物を意識的に選び、生徒に手にとってもらう取り組みを継続していく。
  9. 「自分の知識」を育てるための「良書」を積極的に調査し、購入した図書を生徒たちに広報する活動を拡大する。
  10. 探究の時間において、生徒が自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるような年間計画を立てる。
  11. 探究の時間において、他者と協働して課題を解決しようとする学習活動や、言語により分析し、まとめたり表現したりするなどの学習活動が行えるようにする。

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総務部

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  1. 部署や中高学年間で調整を図り、年間・学期ごとの行事予定表を慎重に編成する。
  2. 入学式・卒業式や始業式・終業式などの式典を厳粛に行えるよう、各学年、部署と連携を図る。
  3. リモート配信による行事が続く中、視聴覚機器の整理管理を行うとともに、関係部署との連携をより一層深める。
  4. 防災教室の企画運営を検討し、安全管理の統括・推進に努める。
  5. 教室配置や職員室・会議室の座席配置と備品管理。教職員下足箱・更衣室ロッカーの配置。
  6. 清掃区域の担当割り当ての作成。校内の環境衛生・清掃の推進を図る。美化委員・環境委員の協力を求め、生徒会係との連携を図る。
  7. 施設・設備破損状況調査を定期的に実施する。掲示物の整理・管理に努め、校内美化の推進を図る。
  8. 教職員の名札作成
  9. 生徒調査票・住所録の作成、管理
  10. 各種奨学生募集の案内
  11. 保護者、生徒への通知文書の作成、印刷
  12. PTAとの連携や地域貢献活動の推進を図り、学校運営に協力していただけるような態勢を整える。
  13. 授業参観や懇談会の案内、実施形態
  14. 入試業務の実施
  15. 学園誌の編集、発行

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企画広報部

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  1. 本校主催の説明会を適正に実施する。
  2. 外部主催の説明会へ積極的に参加する
  3. パンフレット、チラシなどの配布物を作成し、広報活動に活用していく。
  4. 塾との連携をとり、情報共有を図る。
  5. HP・SNSを積極的に活用した広報活動を展開する。
  6. 研修会へ積極的に参加し、広報活動に役立てる。
  7. 150周年に向けて、崇徳の魅力をアピールする。

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高等学校

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1学年

1.自分の殻に閉じこもることなく、穏やかな顔と優しい言葉を大切にし、他者の思いを受け止める
2.学習面で自分自身の目標を設定し、それに向かって正しい努力をしていく

2学年

1.ルールを守る:「自分はどう在るべきか、何を為すべきかを考えて行動する」
2.勉強する:「授業と予習・復習を大切にする」
3.思いやりを持つ:「いじめを生まない、許さない人間関係をつくる」

3学年

1.進路決定に向けて取り組む

  • 情報収集をしっかり行い、進路について考える。
  • 進路実現のための確かな学力を身につける。

2.他者を認め、思いやりのある心を育む

  • いじめを生まない、許さない人間関係の構築
  • 他者の立場に立ってものを考える。

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中学校

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  1. 日々の生活リズムと学習習慣を身につける:「健康」
  2. 協働してものごとに当たる:「誠実」
  3. 自分の将来を意識して行動する:「精進」
  4. 生かされている命を大切にする:「感謝」

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